バレエ鑑賞のいろは

バレエ鑑賞のいろは

「バレエ鑑賞」と聞くと、少し敷居が高い感じがします。それは、ヨーロッパの長い歴史の中で創り上げられてきた伝統の重みと格式の高さがあるからです。それを理解すれば、ただ美しいだけでなく、とても面白く、楽しみながらバレエの舞台を観ることができます。

物語を知る

同じクラシック・バレエ作品であれば、世界中どのバレエ団を見ても、ストーリー・音楽・幕の構成が同じことが多いです。ですからバレエを観る前には、会場でパンフレットのストーリーや解説を読んだり、予めインターネットや図書館で調べたりするなど、どんな作品なのかを知っておくことがバレエ鑑賞の第一歩です。

当教室では、お勧めするバレエ公演が開幕する前に、メールマガジンでバレエの見どころを分かりやすく解説しています。

劇場へ行く

慣れないバレエ劇場へは、何を着ていくか気になりますね。なんとなく高尚なイメージがあって、フォーマルウェアの紳士淑女がおしゃべりしていたり、バレリーナの卵がワンピースを着ていたりして、なんだか上品な雰囲気です。

これはバレエの歴史に関係があり、もともと貴族の舞踏会から始まったバレエは、ヨーロッパ貴族の社交場として発展しました。休憩時間にワインを飲みながら交流するのが、貴族たちの娯楽だったのです。舞台の合間の休憩は、舞台転換のためだけでなく、観客がバレエについて語ったり、交流を深めたりする社交の時間でもあるのです。

現在はドレスコードがあるわけではないので、子綺麗にまとまっていれば大丈夫。2.5〜3時間の長丁場になるのが普通なので、疲れない服装がいいでしょう。

劇場で特に気をつけたいのが、座席でのマナーです。飲食は禁止、携帯電話はOFFにしましょう。大きな荷物はクロークに預けておくのが賢明です。途中で席を立つのも駄目なので、トイレは予め済ませておきます。きちんと準備して、開演のベルが鳴るのを待ちましょう。