教室理念 "The Graces"

教室理念

私が学んできたクラシック・バレエは、動き・音楽・ドラマ・デザインを合わせた総合芸術です。ダンサーたちは身体の美しさや動きの技術を磨くだけでなく、音楽や美術、歴史など様々な教養を学び、表現者としての品格や風格を身に付けなければなりません。自分と向き合って目標や課題を見極め、努力によって達成・克服してゆく中から新たな発見をする喜びを感じ、さらに上を目指すことで輝きを増し、幸福を感じるということをバレエから学びました。

大人になってからバレエを始めることができるなんて、本当に素敵なことだと思います。女性なら誰もが憧れる美しいバレリーナの姿勢や体型、絢爛豪華なバレエの衣装や舞台ばかりが注目されますが、400年以上続いてきたバレエ文化には、もっともっと奥深い魅力やお伝えしたい面白さがたくさんあります。私は、バレエをいろいろな角度から見つめ、バレエが初めての方にも、観たことがない方にも、バレエをもっと深く知りたい方にも楽しんでいただけるような時間をお過ごし頂きたいと思っております。

新居彩子 Profile
小林紀子バレエアカデミーにて、ロイヤルアカデミーオブダンス上級資格(ARAD)修得。早稲田大学卒業後、小林紀子バレエシアターに入団。引退後、スペイン、ハンガリーなどで約３年間地域スポーツコミュニティを学び、帰国後に経営管理修士(MBA) 修得。
2006年日本スポーツ文化創造協議会を設立してマイナースポーツ教室、保育つきバレエサロンなど、幅広いスポーツ文化の普及・振興事業を展開。日本サッカー協会スポーツマネジャーズカレッジの運営支援、大田区のNPOをサポートする協働コーディネーターなどを務めながら、バレエを活かした健康プログラムやトレーニングを研究。
2013年品川区ウーマンビジネスグランプリで発表した「子どもの基礎運動能力を高めるバレエトレーニング」がグランプリ受賞。
2018年バレエやダンスの専門家をサポートする事業「DANCE viz」を立ち上げ、ダンサー・講師・フォトグラファーのマネジメント、新国立劇場バレエ団プリンシパルの小野絢子さんや清里フィールドバレエなどのダンサーのトークイベントを企画運営。